3月のまとめ

 ついついフィギュアスケートの感想に時間をとられて、遅れてしまいました。とりあえず、まとめだけでも追いつくぞー!

 3月に読んだ本は11冊。良い意味で印象に残ったのは以下の通りです。


☆『風に舞いあがるビニールシート』 森 絵都

 面白すぎます!表題作などのシリアスなのもぐいぐい引き込まれて良いのですが、ちょっとコミカルなレポートの代筆の話と車の助手席の若者の電話の話も素晴らしくて好きです。

風に舞いあがるビニールシート

風に舞いあがるビニールシート


・『あしながおじさんジーン・ウェブスター

 この話って全て、主人公の孤児ジュディから援助者のあしながおじさんに宛てた手紙なんです。生き生きとした手紙の文面(楽しき大学生活!)に加えて、手紙なので全てを詳細に書いてあるわけではなくて、その空白を想像できるのが楽しいです。

 アニメで昔ちょっとだけ観た覚えがあるのですが、あしながおじさんが、結構おバカさん(貶している訳ではない)なので今までのイメージが壊れました(笑)

あしながおじさん (新潮文庫)

あしながおじさん (新潮文庫)


 2冊しかなかったですね。他の月とまとめたらよかった。まぁ、いっか。

 あ、再出版前のものを読んでいるので、数には入れませんでしたが、買って読みなおした桜庭一樹さんの『赤×ピンク』はやっぱり面白かったです。この話の再出版前のものが、私が初めて読んだ桜庭さんの本だったんですよねぇ。これで「何これ!すっごい変!素敵!!」ってなったんでした。思えば幸せな出会いでした。この話桜庭さん原石って感じの話なんですもの。

 イラストが合っていたので、装丁はラノベのでも良かったんではと思います。これは綺麗だけれども、なんか無難だわ。

赤×ピンク (ファミ通文庫)

赤×ピンク (ファミ通文庫)

赤×ピンク (角川文庫)

赤×ピンク (角川文庫)


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