今月のLandreaall（ランドリオール）

　なんか書きたくなっちゃったから、書きます。

　今月で主人公不在のアカデミー襲撃編が一応終わった感じです。（謎は残っているような気がするので、謎解きはあるかも。）主人公が入学してから今までで一番大きな危機に主人公が不在というのが、ユニークですよねぇ。この漫画らしい気もしますが。

　しかも、それが今までで一番面白いエピソードだったというのが！

　だからと言って、主人公のＤＸがいない方が面白いとか、そういうのではなくて（笑）　ＤＸがいなくても動く世界に完全になっているんですよねぇ。（ＤＸの存在感はあるんですよ。）

　今月の話、全体的に良かったのですけれど、最後の方のフィル（貧民街出のＤＸの友人）の行動と言葉とそれに対するハル（割と理解のある優等生）達の反応が素晴らしかったんです。上手く言葉にできないのですけれど、うわぁ！と思ってしまいました。フィルはこういうところが格好良いですよねぇ。というか、格好良くなったのかな？登場時のフィルがこういう感じに言えたかというと、ちょっと疑問だし。ＤＸやイオンの影響は確実にありますよね。

　このエピソードは、今までで一番地位とか立場とかに焦点が当てられていて、世界が広がったように思えます。そのためにＤＸが不在だったのかなと思うくらい。両親が王位継承者と傭兵という環境で育って、いまだ進路を決めていないＤＸは、地位とか立場を超越しているところがりますよね。そんなＤＸは魅力的ですが、彼がいると地位とか立場が見えにくくなってしまうのかなとちょっと思いました。イオンも同じなんだけど、彼女は無自覚に動いているところがありますし。

　とにかく面白かった！！早くコミックでまとめて読みたいなぁ！！！

Landreaall 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

　あえて１巻