ヨーロッパ選手権2008 アイスダンス その2

昨日の続きです。


今シーズンの私のお気に入りはフランスのペシャラ・ブルザ組です。
ODの扇付きフランメンコも、
FDのうみょーんとなるテクノもどっちも大好きです。
ブルザが最近膝の手術をしたと聞いていたので心配していたのですが、
大きなミスはなく5位になって一安心。
GPFではリフトで膝が揺れてましたがそれもなかったです。
ロシアのシャバリンも最近手術したみたいで、
膝はアイスダンスの男性の職業病みたいなものらしいですね。


そしてCDがすんごい可愛らしかったです。
とくにペシャラさんのかぼちゃパンツ。
個性的だけど、似合っています。
カップオブロシアのヤンキーポルカはきれいなグラデーションで
都会っぽい衣装でしたが、こっちは田舎風。
どっちも素敵でした。
ここはいつも衣裳のセンスが良いので安心していられます。
同じフランスで、個性的でも、
デロションはちょっと衣装ヒヤヒヤするので。
(そんなところもちょっと好きですが)


そのデロベル・ショーンフェルダー組はCDは別格って感じがしました。
なんだか余裕すら感じられるんですよねぇ・・・。
なぜか西部劇ですが・・・。


CD、ODは1位になっていたのですが、
FDでロシアのドムニナ・シャバリン組に逆転されてしまい2位に。
ピアノ・レッスン」のプログラムは手話が使ってあってとても素敵なんですが。
衣装も今回の良いと思いますし。
ただ、個人的にはなんとなくリフトだけ浮いて見える部分があるような。
流れは良いんですけれど、このプログラムで逆立ちの形が2回あるのは・・・。
きれいな形ではあるんで、好みの問題ですね。
解説の藤森さんは、ジャッジによって評価が分かれると。
残念そうです。私もちょっと残念。
(藤森さんフランスの3組がお気に入りのようですね)


1位になったドムニナ・シャバリン組の仮面夫婦
「仮面舞踏会」のプログラムも素敵なんですよね。
この組のワルツの踊り方好きです。
(昨シーズンのCDのワルツの課題も良かったんです)
王道のプログラムなんですが、
ドムニナさんの美しさとジャバリンさんの胡散臭さのギャップが
よい味出していますし。
ただ、世界選手権では何かもう一押し欲しい気がします。
確実に1位になるためには。


とはいえ、世界選手権での1位の最有力候補ではありますよね。
今回はミスってしまいましたが、ODのコサックダンスがかなり良いですし。
ちょっと泥臭い、血の濃い感じ。
今シーズンのODはそういうものが求められている気がします。
CDもタンゴかワルツ(私はタンゴが見たい)で得意そう。


世界選手権も1位の争いは、
ドムニナ・シャバリン組、デロベル・ショーンフェルダー組になりそうな気がします。
アメリカのベルビン・アゴスト組もメダルの有力候補ではありますが、
なんとなく1位は難しいような感じが。
(CD苦手ですしね)
この3組にカナダのバーチュ・モイア組が加わってメダル争いかな。
ロシアのホフノワ・ノビツキー組が4位あたりに食い込んでくる可能性もありそうです。


次の争いが、
フランスのペシャラ・ブルザ組、イタリアのファイエラ・スカリ組、
アメリカのデービス・ホワイト組、イギリスのカー姉弟
イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組
あたりでしょうか?
あんまり技術的なことわからないし、
全米も四大陸もまだ観ていないので、間違っているかもしれませんが。