ヨーロッパ選手権2008 アイスダンス その3

間があきましたが続きです。


ヨーロッパ選手権で一番楽しみにしていたのが、
フランスのキャロン・ジョスト組です。
今シーズンはスケートカナダで3位に入っています。
この組はなんと!!




世界選手権に出れない(泣)



フランスの3番手なんですもの・・・。
フランスの世界選手権の枠は2なんです。
今シーズンは恐らく見納め。
私の予想では、世界選手権でフランスの1番手は悪くても3位、
2番手は悪くても8位には入れると思いますので、
来年は3枠になると思います!


でも今シーズンのプログラム好きなので、
正直なんであの組が出られるのに、ここが出られないんだ・・・。
と、よこしまなことを考えてしまいます。
リフトがとっても素敵な組なんですよ。
解説の藤森さんもかなりお気に入りみたいです。
(でも、ミスは容赦なく指摘)


ODはケベックのカントリーダンスです。
フランスなのに何故カナダの曲?って感じですが、
振付にカナダのデュブレイユ・ローゾン(世界選手権2位)の名前が。
同門なんですね。良い仕事っぷりです。
スケートカナダにエントリーしていたという理由もあるでしょうが、
良い選曲だったと思います。
特にヨーロッパ選手権ではこの曲目立つんですよね。
何より元気あって可愛らしいです。


FDはODと打って変ってショパンの「ノクターン」でしっとりと。
最初のリフトがとても自然な流れで入って美しいです。
その後のリフトもどれもきれい。
キャロン選手はすごくスタイルが良いとか、
鍛えまくったびっくり人間(ホフノワさんみたいな)って感じではないんですけれど、
リフト中の姿勢が、すっごくきれいに見えるんですよね。
ステップのミスがあったみたいですけれど、とても素敵なプログラムでした。
ああ、世界選手権で観たかったなぁ・・・。


それにしても、フランスのアイスダンスカップルってどこも全然違って個性的で素敵・・・。
っていうか、ミュリエル先生が育てるの上手なのかしら?
個性を伸ばす教育?
デュブレイユ・ローゾンも素敵な組だし、
アニシナ・ペーゼラもブッチギリで個性派だったよなぁ・・・。
そういや、昨年の世界ジュニアにも良い感じ個性的な組が出ていましたね。
名前忘れたけれど、結構変な曲使っていました。


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話を戻しまして、
他に良いなぁと思った組をつらつらと。


ODでは、ホフロワ・ノビツキー組のロシアンジプシーダンス
リフトがすごいのは言わずもがなですが、刹那的で情熱的な恋って感じが素敵。
背景に何か見えてきそう。
エキシビの方のジャンプ跳んじゃうジプシーも好きです。
もちろんFDも好きです(イロモノプロ大好き)


FDは、イギリスのカー姉弟のSFっぽいプログラムがすごく素敵。
NHK杯よりもかなり良くなっていません?
ミスがあったのがもったいないですが、あまり気にならなかったです。
このプログラム、地球に降り立った宇宙人をイメージしているらしいのですが、
男女カップルというよりも、すごく姉弟っぽい感じが前面に出てて面白いです。
似ていない姉弟だと思っていたのですけれど、
気のせいかこのプログラムの時はかなり似て見えるような・・・。
(髪のせいもあるでしょうけど)
ノーミスが見たいので、カー弟さんはツイズル特訓をお願いします。
なんか、良くミスっているのを見るんですよね。


他は、イタリアのカッペリーニ・ラノッテ組の椿姫も好きです。
始まり方が特に。思い出が蘇る〜って感じで曲の使い方が上手いです。
4分で解る椿姫って感じにストーリーが見えるのも良いです。
それにしても、相変わらずカッペリーニちゃんはすごい美少女ですよね。
目の保養。


とまぁ、ヨーロッパ選手権の話が思ったより長くなってしまいましたが、
今回で終了します。
世界選手権が楽しみです。


あっ、そういえば世界選手権のCDの課題は
アルゼンチンタンゴに決まったみたいです。
ちょっと嬉しい。