十二国記の新作

十二国記シリーズの新作短編「丕緒の鳥」。
何年ぶりの新作でしょうか?
読みました。


慶国の話でした。
陽子がほんの少し出てきますが、完全に番外編。
短編だし、何年も何年も続きを待っている身には量的に全然足りないです。


でも、



生きてて良かった!!




私はやっぱり残酷で厳しくて美しいこの世界があきらめきれないようです。
少なくとも、作者の小野さんがこのシリーズを書く気が全く無くなったわけではないことがわかっただけでも良かったのですが、お話自体も非常に十二国記の世界が凝縮されていて素晴らしいです。
高級な和菓子屋のお茶菓子の様な感じ。
おいしい!!もうひとつ食べたいけどもう無いよ!!みたいな。


ぜひぜひ近いうちにまた新作を発表してほしいです。
長編でも短編でも良いので。


yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]

yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]


こちらがこの短編が載っている雑誌。
ネットの本屋では軒並み売り切れっぽいので、飲み会の前に本屋に思わずダッシュしてしまいました。
幸いまだありました。