4月のまとめ
なかなか追いつきませんなぁ。
4月に読んだ本は7冊。良い意味で印象に残ったのは以下のとおりです。
・『ダークホルムの闇の君』 ダイアナ・ウィン ジョーンズ
異世界からの観光客相手のラスボスという大役を任されてしまった魔術師ダーク一家のお話。一家は両親と3男4女の子供たちのほのぼの大家族。(若干反抗期気味の人もいますが)ちなみに子供たちの内5人はダークが魔法で作ったグリフィンだったりします。
なかなか大変な状況なのですが、ダーク一家が良い家族なんですよねぇ。ちょっと特殊な家族ではあるのですけれど、そんなことは関係なく。7人のどの子どもたちにとっても、両親も兄弟も普通に愛すべき家族で、困難には協力して立ち向かうのが当然なのです。
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,Diana Wynne Jones,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
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・『サイモンの災難』(クラッシュ・ブレイズ シリーズ) 茅田 砂胡
このシリーズももう何巻?結構行ってますよね。久しぶりにかなり面白かった気がします。この巻はジンジャーが主人公。ヴァンツァーが脇を固めて映画関係のお話。シチュエーションがかなり面白かったです。
このシリーズ、主人公(特にルゥ)が活躍しない方が楽しいんですよねぇ。困ったことに。
サイモンの災難―クラッシュ・ブレイズ (C・NOVELSファンタジア)
- 作者: 茅田砂胡,鈴木理華
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
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☆『グリフィンの年』 ダイアナ・ウィン ジョーンズ
『ダークホルムの闇の君』の続編。8年後です。主人公はダーク一家の末娘エルダ。前作では幼かった彼女も成長し、魔法大学に入学します。末っ子時代が長かったせいか、天真爛漫で素直な可愛らしい娘さんです。グリフィンなのでちょっと体が大きいですが。
せっかく入学した大学ですが、長い困難(前作参照)にさらされていたせいで当初の理念を失い、加えて財政難。そんな中、エルダをはじめ超個性的な新入生達が入学してきたものだから、騒ぎが起こらないわけがなく・・・。
エルダと同級生たちの仲良しっぷりがとても楽しいです。
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,Diana Wynne Jones,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 文庫
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