6月のまとめ

 6月に読んだ本は7冊。良い意味で印象に残ったのは以下のとおりです。7月は印象に残った数が少なかったから8月にまとめるつもりだし、やっと追いついたかな?

☆『荒野』桜庭 一樹

 ライトノベルのレーベルで途中(全3巻の内2巻)まで「荒野の恋」って題名で出ていました。「恋はどこだ」って感じ(内容的にも)ですが、これはこれで良し。人が死んだりしないのに、恐ろしくスリリングです。

 でも、装丁は前の方が良かったな・・・。イラスト合ってたのに。

荒野

荒野

荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)

荒野の恋 第二部 bump of love (ファミ通文庫)


・『スピリット・リング』ロイス・マクマスター ビジョルド

 後半の盛り上がりが素敵です。ビジョルドさんは気の強い女の子と思慮深い男の子が好みなのかも?

スピリット・リング (創元推理文庫)

スピリット・リング (創元推理文庫)


・『桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。』桜庭 一樹

 本読みすぎな桜庭さん。本を書いて稼いだお金を本に使い、それを糧に本を書いているんだから、どんなに使っていたとしても見事な循環でございます。突然思わぬところで面白い言葉が出てきたりしてびっくりしたり、面白かったり。「私の男」の産みの苦しみなんかも書かれていて興味深いです。大変だ・・・。


・『BLACK BLOOD BROTHERS9 ―黒蛇接近―』あざの 耕平

 今、ラノベで一番続きが楽しみなシリーズかも。 2部の終りがとんでもなく盛り上がったのですけれど、3部は状況が変わりながらその盛り上がりが継続しています。
 主人公たちが離れ離れなのですが、そのことが逆に絆を感じさせるんですよねぇ。ミミコの危機に対するジローの反応が特にぐっときました。


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