7月のまとめ

 またしばらく読書のまとめをさぼってしまいました・・・。このブログ一応本感想のブログだったはずなんだけどね〜。
 7月に読んだ本は5冊。良い意味で印象に残った本は以下の通りです。冊数少ないから8月とまとめようかと思っていましたが、8月が予想以上に多かったので却下。


 あと、今回から☆で評価を付けてみようかと思います。
私の評価基準。
☆1…怒りを感じる ☆2…微妙 ☆3…読んで良かった 
☆4…誰かにオススメしたい! ☆5…生きてて良かった!!
ですが、☆3以上しか載せませんのであしからず。


☆『寡黙な死骸 みだらな弔い』 小川 洋子 ☆☆☆☆

 小川さんの話はなぜか息を止めて読んでしまいます。この点でこの本は1話が短いので助かりました。怖くて、でもそれだけじゃなくて、素敵でした。

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)

寡黙な死骸 みだらな弔い (中公文庫)

 
・『戦士志願』 ロイス・マクマスター ビジョルド ☆☆☆☆

 藁しべ長者なスペースオペラ
 主人公のキャラクターが良いんですよね〜。障害を極端に疎む国で障害を持って生まれ育ったが故のひねくれたところと、両親に愛情を注がれて育ったが故のまっすぐさ。偉大なる父親へのコンプレックスと純粋な愛情。相反する要素が絡み合って複雑で魅力的な若者です。すごく賢い(というか頭が回る。口も)のだけども、弱いところもあったりするのがまた良いのです。

戦士志願

戦士志願