北京オリンピックが終わっちゃった。

 北京オリンピックが終わりましたね。始まるまえは意地悪いことを言っていましたが、もう終わっちゃうのって感じです。


 個人的に印象的だった金メダルはソフトボール(泣けました)、銀メダルは柔道の塚田さん(すごい戦いでした)。
 印象的だった放送は夜中にBSで放送していた新体操の個人総合。金メダリストの最後のリボンの演技の時、実況も解説も何一つ話さなかったのにびっくりして素晴らしかったです。言葉はいらないって感じ。


 全体的にNHKの放送は安定していて良かったです。日本選手が出るのかいつなのか割と正確に言ってくれるし。○○選手登場!とかの文字をすごく前から画面の右上に入れたりしないし。実況のアナウンサーも全体的にかなり質が良いですし。

 オリンピックの時期は特にNHKの必要性を感じますわ。だって、NHKなかったら絶対フェンシングとか生で観れなかったもん。それで決勝戦なのに、実況と解説者で一生懸命ルールを説明してくれるのですよ(笑)


 実況アナウンサーといえば、アテネで名言を残した刈屋アナウンサーが、今回のオリンピックの前にインタビューで金メダルの予想をしていました。それがなかなか見事だったんです。柔道2個、水泳2個、レスリング2個、希望を込めて女子マラソンか体操団体か野球で2個取れたら良いなぁで合計8個。
 実際は柔道4個、水泳2個、レスリング2個、ソフトボール1個だった訳ですが、予想としてはかなり正確ですよね。この予想のおかげで、ずいぶんオリンピックが楽しめました。


 あと、ほぼ日イトイ新聞の「観たぞ、北京オリンピック!」っていうコーナーもありがたかったです。基本的にはだれも注目しない細かいことを報告しあうコーナーなんですけれど、競技の臨場感が感じられるし、ときどき感動するんですよねぇ。もう一回読みなおそうかと思っています。長いけど。
 次のオリンピックは冬のバンクーバー。私にとってはこっちが本番(笑)楽しみでもあり、怖くもあり。


 バンクーバーも、次の夏のロンドンも、最低限、オリンピックができる程度には世界が無事でありますように!


 それにしても、ロシアのフィギュアスケートの女子シングルが最近低迷しているのは、シンクロと新体操に人材が流れすぎているからじゃないかと思いましたよ。強すぎなんだもん。