7月のまとめ

感想もうちょっと書きたいと思っているうちに9月になってしまいました・・・。


2009年7月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3224ページ


戦う司書と絶望の魔王 (集英社スーパーダッシュ文庫)
うー、面白い・・・。意外な人が再登場して、どんな風に決着を付けるのか楽しみすぎる。しかし、シリーズの前半は図書館で借りたせいでウィンケニーがどうしても思い出せない。ごめん。
著者:山形 石雄
http://book.akahoshitakuya.com/b/4086304945


■子どもに本を買ってあげる前に読む本―現代子どもの本事情
リアル系、空想系という分け方にうなずいてしまいました。子供だけじゃなく、人に本を薦める場合は最低限そこを押さえておかないとありがた迷惑でしょうね。私はかなり空想系です。ハリーポッター7歳児説や本当は深いドラゴンボールなど、ちょっと本筋から離れた部分が異様に印象に残りました。たぶん私が児童文学に詳しくなく、子供もいないからかも。
著者:赤木 かん子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4591107183


■神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101302766


■神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
なんか、感想書けないや。書きたかったんですけれど。とにかく面白かったです。バルサとタンダのことが私は本当に好きです。
著者:上橋 菜穂子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101302774


■烏金
著者:西條 奈加
http://book.akahoshitakuya.com/b/4334925634


■やんごとなき読者
エリザベス2世が読書にハマってしまったらという、IFストーリー。こういう本が出せてしまうイギリスという国が面白いと思います。だって生きている人ですよ?日本だったら天皇。ハンパないですねぇ。内容は皮肉に満ちていますが、女王が読書に夢中になっていく様子は本好きなら素直に共感できます。面白い本を前にしてつまらない仕事なんかしたくないですよねぇ。イギリス人だったり、作中の本をもっと知っていたりしたら、もっとニヤッとできたのでしょう。ラストがとてもおしゃれで素敵でした。
著者:アラン ベネット
http://book.akahoshitakuya.com/b/4560092257


デュラララ!! ×6 (電撃文庫 な 9-31)
著者:成田 良悟
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048679058


■理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
著者:似鳥 鶏
http://book.akahoshitakuya.com/b/4488473016


■黄金の王白銀の王
表紙は児童書風なので、その気分で読むと騙された気になることうけあい。架空の国を舞台にした大河ドラマ。子供が読むにはちょっと生々しいので注意。憎みあう二つの部族をまとめるために密かに手を組んだそれぞれの長。しかしその道は想像以上に険しかった。とりあえずは読めない人名を乗り越えましょう。(ふりがな欲しかったな。)それさえ乗り越えれば、すごく面白いです。夫婦愛が良かった。
著者:沢村 凛
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344013980


東京バンドワゴン
古本屋が舞台の日常ミステリってだけで私のツボにジャストミート。良い話で楽しかった。大家族のほのぼのホームドラマを現在を舞台にしようとするとどうしても嘘っぽくなってしまうと思うのだが、あえて複雑な家族構成にすることで解決できていると思う。家族みんなが前向きなのが素晴らしい。
著者:小路 幸也
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087753611


■シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン (集英社文庫)
著者:小路 幸也
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087464245


読書メーター
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7月のおすすめ

東京バンドワゴン
■黄金の王白銀の王

黄金の王 白銀の王

黄金の王 白銀の王

■やんごとなき読者
やんごとなき読者

やんごとなき読者

■神の守り人〈上〉来訪編
神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)

■神の守り人〈下〉帰還編
戦う司書と絶望の魔王


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「名探偵の掟」最終回

 ドラマの「名探偵の掟」、面白かった!シュールでキュートなメタフィクションでした。メインの登場人物が自分が本格ミステリの作品中にいることを自覚しているんですよね。

 ドラマオリジナルの登場人物である新人女刑事が良かったです。最後まで本格ミステリの掟を覚えず、「君は素人か!?」と言われ続け。比較的普通の人なだけなんですが。でもちょっとずつ主人公と仲良くなったりして。

 最終回は素人探偵連続殺人事件だったのですが、素人探偵としてどう考えても湯川先生(ガリレオ)っぽい人が!というかガリレオを演じる福山雅治のモノマネをしたみっちーが(笑)局が違うけれど良いのか?原作は同じ人だけど!大笑いでした。

 好みが分かれる話(特にミステリを全く読まない人には意味がわからないだろうし)ではありましたが、個人的には楽しかったです。次は「メイド刑事」だそうです。確かライトノベルが原作。マニアックなところから原作持ってくるな〜

4月のまとめ

 なんとか5月中に書けました。5月真ん中あたりまで忙しくて(ゴールデンウィークが存在しませんでした)なかなか自分のことができず、後半になって忙しくなくなっても夜中まで働いていた後遺症か、時間の使い方がさらに下手になっていまして・・・。
 なんとか復活せねば!!でも・・・最近超眠いんですよね。夜になると熱が出るし。でも、普通に帰れるのって幸せです。

 では4月のまとめです。


2009年4月の読書メーターより(一部変更しています)
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1773ページ


■からくりからくさ (新潮文庫)
すごく面白いとか、読んでいてドキドキするとかとはちょっと違いますけれど、なんか良かったです。かなり深い話だと思うので、もうちょっと考えたい・・・。
著者:梨木 香歩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101253331


■BLACK BLOOD BROTHERS10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫 あ 2-3-10)
面白い!次の巻で終わってしまうのが残念。だけどこの物語をリアルタイムで読めたことに感謝したいです。
あの人の帰還、そして走り出すミミコに興奮しきりです。大分前から盛り上がっていましたが、さらに盛り上がってきました!全ての登場人物に納得のできる結末が用意されていますように・・・。
(5月に完結。用意されていました!!)
著者:あざの 耕平
http://book.akahoshitakuya.com/b/4829133899


神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)
今回も面白かった。あざのさんやっぱり好きだわー。
同じ世界を共有している他の著者のシリーズも多少読んだことがあるけれど、このシリーズは精霊との関わりが他のシリーズとは全く違うのが面白いですね。
この巻ではなんとなくサリエルがモモと契約しているのか(というかこの人別に精霊と契約する必要ないんですよね)が解ったような。
著者:あざの 耕平
http://book.akahoshitakuya.com/b/4797354135


■この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)
本をテーマにした短編集。同棲している恋人と別れることになって、共同の本棚の中の大量の本を分ける話が特に好きです。
著者:角田 光代
http://book.akahoshitakuya.com/b/4840112592


夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
シュールな不思議世界が混ざりこんでいる京都の大学生活を舞台に、ド天然な女の子と、彼女に片思いしてストーカースレスレの行動をとってしまう先輩のお話。文体も、登場人物も個性的で、アクが強いけれど読んでいて楽しかった。
著者:森見 登美彦
http://book.akahoshitakuya.com/b/4043878028


読書メーター
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4月のオススメ

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)


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「グラン・トリノ」を観に行きました。

 クリント・イーストウッドの映画は初めて観ましたが凄いですね。観ている間、全く時間を気にしなかったし、飲み物を飲もうとも思いませんでした。良い映画です。


 失われゆくものへの愛情と冷徹な視線。


 俳優としての最後の作品にこういう結末の役を選んだというのが、格好良すぎると思いました。映画館で映画を観るのが好きなので、以前の作品は観ないと思いますが、次の作品は絶対に観に行きます。


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フィギュアスケート世界選手権 つれづれ2

 今さらですが。

<女子FS>

 順位には納得しています。

 点数は景気良く出たな〜とは思いますが。

 結局のところ、フィギュアスケートの点数で絶対評価というのは無理だと思うので、試合によって点数の出方が違うのは仕方がないです。良いことでは決してないですが。名目上は絶対評価ということになっているので、そこらへんの矛盾もなんとかしていく必要があるのかもしれません。

 なにはともあれ、キム・ヨナ選手の演技は1位に値するものだと思います。シーズン当初はキム・ヨナ選手のFSのプログラム、あんまり面白くないプログラムだなぁと思っていたのですが、だんだん印象が変わってきました。
 最初観た時は力押しのプログラムに思えたんですよねぇ。SPと同じ感じにも見えたし。解説でも言っていたかもしれないのですが、柔らかい表現が随分入るようになってきて良い感じになったと思います。世界選手権で一番良い感じの演技ができるのはやはり素晴らしいことです。

 しかしサルコウを失敗するとは・・・、もったいない。村主さん系(エッジジャンプ苦手)なのでしょうか?ループも苦手みたいだし。

 安藤選手も良かったですね!やはり安藤選手はジャンプが素敵です。特に2A+3Tは素晴らしかったです。後半はちょっとクロスが多かったような気がしたので、上の二人よりPCSが下がるのは仕方がないかなぁと思います。でも良い演技でした。

 3ルッツ+3ループが認定されにくくなってしまった(4回転も今のルールではきつい)のはとても痛いですが、やっぱり安藤選手はジャンプの申し子です。来シーズンは3ルッツ+3トゥループ入れられるようにならないかなぁ?あと良いプログラム!モロゾフコーチよろしくお願いします。今シーズンのSP(大好き)みたいなちょっと暗いのもまた観たいです。


その他、箇条書き


・真央ちゃん
 やっぱりちょっと元気ない感じですね。鬼プロなだけに元気がないとちょっと目立つかも。このシーズンは挑戦の年でしたねぇ。世界選手権のチャンピオンになった次のシーズン、そしてオリンピックの一つ前のシーズンとしては十分以上の活躍だったと思います。どうか怪我だけはしませんように。あと、トリノの時の安藤さんみたいに、マスコミの食い物にされませんように・・・。自分のために滑れますように・・・!基本的にあんまり心配してなかったんですけれど、ちょっと最近・・・。
 タラソワさんもいるし大丈夫だとは思うのですが。来シーズンきっと良いプログラムを作ってくれると思いますし。個人的には、エキシビのタンゴみたいな明るくて清廉な色気のあるプログラムがいいな。


コストナー選手
 なんてこったい!!!なんか既視感と思ったら、去年のベルネル・・・。(同じコーチ)ベルネルに憑いていたものが乗り移ったのかと思いました。イタリアとしては1人で3枠も期待していたのでしょうけれど・・・。
 ダメージが大きそうですね。大丈夫かなぁ?


・村主選手
 妹さんは演技中、一言も解説しませんでした(笑)樋口さんに任せっきり。サルコウが決まらなかったのが悔しいそうです。どうやら怪我していたようですけれど、本人も気が付いていなかったみたい。根性だ・・・。
 ステップが良くなりましたよねぇ・・・。ジャンプさえ安定すれば・・・。来シーズンが楽しみです。どんなプログラム滑るのかなぁ?


ゲデバニシビリ選手
 なんか久々に良かったって感じの演技でした。彼女を初めて観たのはトリノオリンピックだったのですけれど、あれからいろいろありましたねぇ。何とか間に合うかな?


 ところで日本の3枠、女子は余裕でしたね。(3位4位8位でどの組み合わせでも13ポイント以内)でも全然足りないです。最低5枠は欲しいのですけれど(爆)


 世の中では国別対抗戦が始まります。なんでこの時期にと思っていましたが、始まるとなるとそれなりに楽しみ。アイスダンスがちゃんと放送されますように・・・!今、自宅のマンションの外壁が工事中でスカパーのアンテナが付けられないんです。世界選手権のアイスダンスの放送があるのに!!ううっ(泣)アイスダンスに飢えているんだ〜!!!