スケートカナダ雑感

もう1週間ですか・・・。今さらですが。
男子シングルの結果は、私にとっては理想的でした。アボット選手も高橋選手も、私のお気に入り上位に来る選手なんですもん。今シーズンのプログラムは1位2位を争うほど、好きですし。アボット選手はオリンピックの選考に有利になるため、高橋選手は試合勘を取り戻すため、GPFには出ておきたいところですし。高橋選手にはちょっと申し訳ないですが、順位が逆だったら、アボット選手のGPF出場は難しかったでしょう。あー良かった〜。
どっちもノーミスとまでは言えませんが、良い出来でした。リンクは狭い、状態も良くなさそう、しかもアウェイ(フリーはそれほどでもなさそうでしたが)という条件の厳しさの中でした。


特にアボット選手、四回転成功おめでとう!!四回転が入って、あれだけまとめたのは初めてではないでしょうか。四回転にとてもこだわりがあったと思うので、特にめでたいです。前々シーズンは四回転は入れていましたが、なかなかまとまらないので結果が出ず、前シーズンは結果は出ましたが、四回転を入れない内容ででした。かなりつなぎがぎっしりのプログラムを滑るので、四回転入れると他のジャンプに影響が出てしまうんですよね。あ〜良かった〜。
SPはNHK杯の方が良かったような気がしますが、やっぱりとても良いプログラムです。なんだかよそ様のブログとか読んでいると地味などという意見も聞くのですけれど、これだけ音楽とシンクロしていて地味っていうのはありえないです。格好良いです。派手ではないですけれど、それは個性です。1つ目の楽しそうな感じのステップと、最後、音が消えるかと見せかけて、立って「ジャーン!」となるのが好きです。しかし、ビートルズは由香さんの趣味でしょうか?小塚君にも振りつけていたし。それともボーンさんも好きなのでしょうか?
で、FS。他のアメリカの選手が次々表彰台に乗っている中、今回はもしかしたら回避もあるかと思っていたのですが、決めたのは素晴らしいです。しかも最終滑走。しかも、SP2位の高橋選手が結構良い演技をした後。トリプルアクセルが乱れたのと、2回目を入れなかったのは残念ですが、この時期に完璧でも逆に心配ですもんね〜。プログラムも素敵。SPとのバランスも良いです。カメレンゴ先生ありがとう。中盤でステップの一部のようにダブルアクセルを跳ぶところが好きです。
2回目のトリプルアクセルをルッツするのはいつ決めたんでしょうか?最初からの可能性もありますが、1回目乱れたから変えたとしたらそれはそれですごい。
やっと出来た衣装も良いですね。あえてタイじゃないのがおしゃれ。今まで私が知っている中では一番良いと思います。ワルツメドレーの時のも好きですけれど。(うっ、あの時代のことを思い出すと泣けてきそう・・・。よくぞここまで・・・。)
しかし、由香さんは異様に貫禄がある上にお美しいですね。オリンピックの6分間練習で佐藤ファミリーが並んでいるのが観たいな〜。可能ならば最終グループで。


惜しくも2位となった高橋選手。良い戦いでしたよね〜。調子は明らかに良くなっていそうで安心しました。
SPはステップとかがリンクギリギリでヒヤヒヤしました。やっぱり狭いんですね。そのせいもあってかちょっと慎重?ステップのエッジが浅いような・・・。衣装は結局初代っぽい?私はこれが一番好きです。こちらも良いプログラムです。宮本さん来シーズンあたり海外から振付のオファー来ちゃうかも?
FSはとても良かったです!四回転は残念でしたが、とっさに三回転にしてザヤックルールにひっかからなかったのは冷静で良いと思います。
良いプログラムですよね〜。NHK杯の時よりも馴染んできたような気がします。カメレンゴ先生ありがとう!(パート2)今回はションボリされなかったことでしょう(NHK杯は気の毒だった・・・)元々南里君のプログラムがいつも良いと思っていたので、高橋選手のFSの振付師が決まった時、こっそり喜んでいたんですよねぇ。怪我があっておあずけくらってしまい、このままお蔵入りするんじゃないかと思った時もあったので、観れて本当に良かったです。楽しくて、優しくて、少しだけ切ないプログラム。優しいっていうテイストは高橋選手の個性に合っている気がします。観ていて、心が暖かくなるような気がするんですよね。その内泣けるかも。
中盤でジャグリングのマイムをした後に、曲の雰囲気が変わって速くなり駆け抜けてルッツのコンビネーション、また駆け抜けてループ(今回はぐらついたけど)という流れが特に好きです。曲のつなぎも良いです。
衣装は、悪くないんですけれど、格好良すぎるんですよね。個人的にはもっと格好良くないのが良いと思います。黒はカッコつけて見えるんですよ。もっとナチュラルな感じか、色が入っている方が、優しい感じが前面に出ると思うんですが。私のイメージだと、昨シーズンのアイスダンスのペシャラ・ブルザ組FDのブルザ選手の衣装を色違いにした感じが、このプログラムのイメージです。
ともかく、GPF、全日本と本当に楽しみです。


とりあえず今日はここまでで。
他にも書きたいことはあるので、続きを書くかもしれません。
デニス・テン選手の素晴らしいSPとか。
パトリック・チャン選手のFSに感じるモヤモヤとか。SPとのバランスとか。オペラ座の怪人好きなので、いろいろ言いたくなるんですよねぇ。このプログラムはラウルでいいんですよね?衣装もそんな感じだし。でも曲のチョイスがなぁ・・・。

NHK杯みどころ

明日出発しますので。一応書いておきます。


・女子シングル
安藤選手と中野選手がガチンコ。良い試合が期待できそう。
あと、ヨーロッパチャンピオンのレピスト選手、ロステレコム杯で2位と3位だったワグナー選手とレオノワ選手が表彰台候補。
プログラムが素敵です。衣装も素敵です。


・男子シングル
GPシリーズ屈指の激戦区。誰が表彰台か予想が付きません。そして、見所が多すぎて書ききれん。
高橋選手の復帰。小塚選手4回転成功なるか。村上選手シニアデビュー。
アメリカ男子五輪3枠争いが何故か日本で勃発。個人的にはアボット選手の新プログラムが超楽しみ。
リッポン選手、プレジナ選手、ボロデュリン選手、前回と前々回世界ジュニアの表彰台メンバーが集合。
ジュベール選手とウィアー選手は復調しているのか。
ベルトソン選手の面白プログラムも超楽しみ。今シーズンはナルシストらしい。


・ペア
ロシアの悠子さん、アメリカのレナさん、日本の成美ちゃんがそろい踏み。みなさん、凛々しく男前です。
中国のパン・トン組の今年のFSのプログラムは、曲が超盛り上がったところでスロージャンプが入るのでオススメ。


アイスダンス
アメリカのメリル・チャーリー組のODのインド舞踊とFDのオペラ座の怪人が楽しみ。メリルちゃんは美形じゃないけれど美女です。インド似合いすぎ。チャーリーは案外怪人がお似合いです。(インドは似合わないけれど)暴走っぷりのおかげ?でも髪の色は黒にしてほしい。で、オールバック。
イギリスのカー姉弟のODのアメリカン(お姉さんが相変わらず男前)と勝負プロっぽいFDも楽しみ。
リード姉弟のジャパンなODも楽しみだけど、ちょっと心配でもあり・・・。
ベルビロさんのODでのヒゲに注目。


では、行ってきます。ハイクには何か書くかも。

ロステレコム杯 雑感 その2

(時々敬称忘れます。すみません)
中国杯どころかNHK杯が始まりそうですが・・・。


・安藤さんにドキドキ

課題はあるし、完璧でないけれど、ちゃんとまとめて結果を出す。プログラムは素敵で完成が楽しみ。実績のある選手としては、理想的な初戦ですね。本人は悔しそうでしたが。

というか、FSのクレオパトラ素敵すぎでしょう!!衣装も良いです。明らかに硬くて調子は良くなさそうでしたが、何度かゾクゾクしました。完全なものを観るのが楽しみです。SPも良いものになりそうだし。(でもクモはもったいないのでどこかで再利用プリーズ)

最近の安藤さんはとても良い顔をしているし、表現面での意欲がうかがえて、フィギュアスケーターとして充実した時期に来ていると思います。良い選手になりましたね・・・。


・アシュリーはすくすく成長中

シュリー・ワグナー選手はSPもFSもプログラムも衣装も素敵で良いですね〜。SPとFSで印象が違うプログラムなのも好印象。FSの「ダッタン人の踊り」で曲調が変わるところのダブルアクセルがとても格好良かったです。

昨シーズンは波があって苦しんだ感じ(でも良い演技も印象も残っている)でしたが、それを糧にしてちゃんと成長している感じ。元気な女の子からすっかり素敵なレディですよ。

なんだかこの選手には幸せなオーラを感じるんですよねぇ。何があっても幸せになりそう。ディズニー映画のヒロインみたいな。こういうのってかなり強いような気がします。


・真央ちゃんは迷いの森に突入か?

真央ちゃんはただ疲れていて調子が悪いだけなのかもしれないけれど、もしかしたら、長期的なスランプなのかもしれないですね。杞憂かもしれないですけれど、練習から調子が悪かったという情報がほとんどないから、精神的なものかも。まぁ、女子シングル(日本の選手は特に)のほとんどの選手に大なり小なり来るものだと思いますので、あんまりびっくりはしません。とうとう来たかーという感じ。乗り越えるしかないものですよね。(あー、乗り越えろってタラソワさんも言ってましたね。どんな文脈だったっけ?)オリンピックのシーズンに来てしまうのは不運だけど、オリンピックシーズンだからこそかもと思うし。コーチが悪いって言う人もいますけれど、コーチを変えたからってすぐに変わるものではたぶんないです。私たち観てる側は、覚悟して待つだけ。

でも、そう言った口で申し訳ないのですけれど、あの帰国後の記者会見はないと思うんですよ。結果が出せずに帰って来た選手を、一人でさらしものみたいにしてさ。1位だった安藤さんは空港で立ったままのインタビューなのに。本人は前向きなことを言ったみたいだけど、選手の心を無駄にすり減らすようなことをさせるのは、正しいとは思えないんですよね。いろいろ事情はあると思うのですけれど。とりあえず、全日本までテレビで姿を見ないことを願っています。

プログラムはSPは去年と同じであんまり・・・。元々あんまり好きじゃなかったし、もっと変えて欲しいなぁ・・・。FSはやっぱり好きです。完成しますように・・・。衣装はどっちも、コンセプトは同じでも、もっと似合うの作れると思いますので改善して欲しいです。ちょっと手を入れただけでも変わると思うんですよ。


・その他
シズニー選手は今シーズンも期待できそうですね。SPのマスクオブゾロが素敵です。
レオノワ選手可愛い。プログラムも可愛い。


エキシビション
オープニングのこと。女の子がマキシムの曲(スルツカヤが復活してワールド取った曲)、若いペアの子がロミジュリの曲(トリノのトトマリ金の曲)で演技しながら出てきたので、ロシアの選手の栄光の曲で若手が滑るという趣向だな!とちょっと感動していたら、可愛い男の子がSexbomb(プルシェンコの伝説のお笑いエキシビ)で踊りだして、ずっこけた!!えー、この曲でいいの!?と。
誰が選曲したのか聞きたいです。

ロステレコム杯 雑感1

もう、中国杯始まっていますが。


・魔王降臨
あっさり4+3決めてますし!おかえりー。
前より表現力付いたような気がします。若干人間っぽい。でも、音楽に合わせて表現しているというよりは、音楽の方を合わせているような気もします。あと、最後まで演技はちゃんとしたほうが。そのうち足元すくわれるかもよ?

でも、エキシビがまたすごかった!変態!!(褒め言葉)

うーん。フィギュアスケート男子シングルの流れが変わる瞬間を観てしまったような。一試合でトリノのころの構図に戻ってしまいましたよ。魔王に挑む勇者達みたいな(^^)


・小塚君には何か魔法がかかっているのかも
で、図らずとも勇者のトップバッターになってしまった小塚君。

前々から思っていたのですが、小塚君には常に適度に成長の糧となるものが与えられ続けるという魔法がかかっている気がします。(例:前回、前々回の世界選手権)一歩間違えれば呪いですが、間違いなく良い贈り物の方。(おおっ、勇者っぽい)1戦目にプルシェンコと当たり、結構良い感じの演技が出来たのが後々効いてくる予感がしますよ。

SPのプログラムは、昨シーズンのテイク5に比べると今のところ地味に感じます。衣装は派手だけど。まぁ、滑りこんだらもっと派手になるでしょう。きっと!(希望)PCSはプルシェンコがいたから抑えられた気もします。(泣くほどじゃないですけれどというコメントが面白かった。)

FSの4回転は惜しかったです。1回試合でクリーンに成功すれば安定感が出そうな気がします。NHK杯かファイナルか全日本か・・・。できれば生で観たいので、NHK杯でお願いします。演技は上半身の動きがとても良いと思います。成長してますね〜。曲も振付も素敵です。ただ、イーグルはもっとドラマティックにして欲しいです。格好良いので、もっとアピールしないとモッタイナイ!あと、うーん、気のせいかもしれないですけど、昨シーズンもっとスケート滑っていませんでしたか?上半身の動きに気を取られているからかなぁ。
このプログラムは大好きです。なんだか、とても難しいことを表現しようとしている気がして。完璧に滑られたら泣けるような気がします。楽しみ。

エキシビも良い感じなので、そのうちヒップホップも良いですね。リズム感が良いので何でもできそう。でもあの衣装のリバーシブルは色が似すぎてリバーシブルの意味がないと思います。ひっくり返すの失敗したのかと一瞬思ってしまいました。


スウェーデン人って!
シェルタイスのFSの恐ろしいまでの個性派っぷりが清々しいです。噂によるとSPはきれい系だったらしいのですが、絶対FSを際立たせるためだわ!スウェーデン人って、ベルントソンといい、もしかしてこんな人ばっかりなのでしょうか?それともこの二人だけ?なにはともあれ、素晴らしいこだわりっぷりですね。
しかし、こうなるとスウェーデンの1枠が痛い・・・。ベルントソンには出てほしいし、どっちもオリンピックで観たかったなぁ。


・ヴァンデルペレンとマコーケルの夫妻はらぶらぶ
今回はコーチを連れてきていなかったみたいで、お互いのキスクラに座っていました。どちらもSPは出来が良くなかったけれど、FSは復調し。キスきたり、ハグしたり、もう!ごちそうさま!!

でも、シングル同士で夫婦って今まで私の知る限りなかったので、なんか新鮮で良いなぁと思います。大変だろうけれど。たぶんヴァンデルペレンは今シーズンで引退だろうし、二人とも頑張って!オリンピックでラブラブっぷりを全世界に見せつけるんだ(^^)


・男子シングルその他

ウィアーのSPとFSの衣装は絶対ウィアーにしか似合いませんね!プログラムはどちらも良いと思いますが、ジャンプの不調がなぁ〜。アメリカは激戦なので・・・。
フランスのアモディオ君がかわいいです。プログラムも素敵です。とても滑る姿勢がきれいな選手ですね。将来楽しみです。絶対格好良くなると思います。


他の競技のことも書きたいのですが、長野行の準備もしなあかんしなぁ。

Japan Open 2009 テレビ放送の感想

 ジャパンオープンテレビ東京だったので観れないと思っていたのですが、BBC(びわこ放送)がしてくれたので観れました。グッジョブ!!カーニバルオンアイスは放送ないみたいだけど。


 しかし、いきなりコンティスティの演技の終わりかけからだったのは、BBCだけ?すごい唐突でびっくりした。なのでコンティスティは観ていません。


 解説は佐藤由香さん、実況は小島アナウンサー。由香さん、日本にいていいの?と一瞬思いましたが、アボットも出場しているんですね。


 ではまず男子から。(書きたいことのある人だけですが。)全体的に絶好調!って感じの人はいなかったかなぁ。バトルくらい?トリプルアクセルはなかったけれど、それ以外のトリプルはみんな跳んでいたし。昨シーズンのフリーにするつもりだったプログラム。素晴らしかったです。トリプルアクセル入れたら完全にトップで戦えますよね〜。本当に戻って来ないの?


 ランビエールはあんまりジャンプの調子は良くないのかなという印象。ネーベルホルンの方が調子良さそうでした。スケジュール的に厳しかったですし。でも、素敵。


 小塚君は明らかに調子が悪そうでした。解説の佐藤由香さんによれば、靴に問題を抱えているとのこと。しかし、このプログラム(ギターコンチェルト)は素敵。名作の予感がします。小塚君のスケーティングに合っているし、そこはかとなく色気も漂うし、とても魅力的だと思います。


 アボットも調子はあんまり。由香さんの解説の声が怖くてビビりましたが、3週間前にプログラムを変えたらしく、今できる精一杯とのこと。心配してる声だったのか?
新しいプログラムはサンサーンスの「交響曲第3番オルガン付き」。昨シーズンの安藤さんのフリーの曲ですね。「木星」楽しみにしていたんで残念ですけれど(エキシビにしてほしい)、これはこれで好きな曲だし嬉しい。これも名作の予感がしますよ。


 次に女子。中野さんがパンツルック!予想してなかったわ。ビックリした〜。結構奇抜なデザインのような気はしますが、演技中はきれいだったので良いかも。ちょっとシルク・ドゥ・ソレイユとか、バレエの男性ダンサーとかにありそうな衣装です。

 肝心の演技の内容ですが、最初のトリプルアクセルの時に転倒し、肩を痛めたよう。本人は亜脱臼だと思う。初めてだったのでびっくりした。途中ではまった。みたいなことを言っていましたが、大事な時期に大丈夫でしょうか?途中からは普通に演技していましたが・・・。
 しかし相変わらず性格が男前ですね。プログラムは、心配であんまりちゃんと観れていませんでしたが、本人の個性に合っているしとても良いような気がします。


 ロシェットは衣装が水色。青系衣装のジンクスを意識してでしょうか?曲は「サムソンとデリラ」。
 きゃ〜!!エレガントなのはいつものことですけれど、色っぽい〜!!中盤のジャッジへアピールする振付なんてゾクッとしましたもん。良いプログラムですねぇ。たぶん名作です。ロシェットの代表作となるのではないでしょうか。良い出来でした。


 レピストのタンゴも素敵でした。衣装は赤。フィンランド女子らしい上品なデザインです。曲は「アディオスノニーノ」なんですが、変わったアレンジ。なんだろこの楽器・・・。鉄琴・・・?(調べてみました。当たっていました。正確にはヴィブラフォン)かなり溌剌と滑っている上に、所々のタンゴっぽい振付が決まっているので素敵オーラが出ています。
 あ・・・、トリプルルッツめっちゃきれい・・・。(昨シーズンから挑戦)完璧ならこれに3T+3Tのコンビネーションと2A+3Tが入るのか・・・。なんとなく、オリンピックの女神様ってこういう子が好きな気がするんですよね〜。


 で、トリは真央ちゃん。衣装はやっぱり青(と黒)。曲はズドーンって感じ。ともかく重厚感溢れています。このプログラムは、結構好み分かれるかもしれないですね。私は、結構良い印象です。
 ジャンプのミスは目立ちましたけれど、表現はとても良いと思いましたし、最初から最後まで息を飲んで凝視してしまいましたもん。もしも、このプロを完璧に滑ったら、と思うとドキドキしてしまいます。(失敗したら大惨事になりそうな気がして、違う意味でもドキドキしますが)本人の個性には合っているか微妙ですけれど、トリプルアクセル2回という構成には合っていると思いますし。


 番組はとてもよかったと思います。実況のアナウンサーも良かったし。いらん映像とかなかったし。テレ朝やフジに見習ってほしいくらい。あ〜、カーニバルオンアイスも観たかったな。(コンテスティも)BSまでまたなあかんのか・・・。

 

8月のまとめ(マンガ編)

2009年8月の読書メーター(マンガ編)
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1793ページ

 読書メーター、マンガも付けてみました。こっちの感想はメモ程度ですが。一目瞭然なのですが、8月は「GIANT KILLING」にはまりまして、ちびちび買っていました。サッカーのお話。主人公は監督。面白いです。最近気がついたのですが、私ってスポーツ物が好きみたい。

 どのマンガも面白かったのですが、特に「3月のライオン」は良かったと思います。私は「ハチミツとクローバー」が好きだったので作者買いしたのですけれど、「ハチミツとクローバー」以上に好きな作品になるかもしれない予感がするんですよね。続きが楽しみ。将棋のルールはあまりわからないのですけれど。


GIANT KILLING 8 (モーニングKC)
読了日:08月31日 著者:綱本 将也

GIANT KILLING 7 (モーニングKC)
読了日:08月31日 著者:綱本 将也

GIANT KILLING 6 (モーニングKC)
読了日:08月29日 著者:綱本 将也

GIANT KILLING 5 (モーニングKC)
読了日:08月29日 著者:綱本 将也

GIANT KILLING 4 (モーニングKC)
読了日:08月28日 著者:綱本 将也

GIANT KILLING 3 (モーニングKC)
読了日:08月26日 著者:綱本 将也


■キス アンド ネバークライ 6 (講談社コミックスキス)
作者さんとアイスダンスの話がしたいです。衣装のセンスが良いなぁと思いますし、このサロメは実際にみたいです。それにしても・・・、あの有名コーチにそっくりのダンドワ先生、でも名前はマリーで昔のパートナーがパトリスでカナダ人(笑)
読了日:08月18日 著者:小川 彌生


3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
クララが立った!!と、最後の場面で思った。
読了日:08月16日 著者:羽海野 チカ


のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
読了日:08月16日 著者:二ノ宮 知子


鋼の錬金術師 23 (ガンガンコミックス)
真顔でカマをかける中尉が素晴らしい。内容はもちろん面白いです。
読了日:08月12日 著者:荒川 弘


読書メーター
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8月のまとめ

2009年8月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1909ページ


■終末のフール (集英社文庫)
世界の終りが3年後に迫った仙台を舞台にした連作短編集。
人は皆死に向かって生きているとは言っても、期限が区切られたらやっぱり怖い。世界が終ることが判明してからしばらく経っていて、ちょっと落ち着いているという舞台設定が絶妙。私だったらどう過ごすかと考えながら読んだ。皆滅びるというのがネックで、何か残すのは難しそうだし、案外、仕事に執着するかもしれないなぁ。
最初のパニックで死ぬ可能性の方が高そうだけど。
著者:伊坂幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087464431


■太陽の坐る場所
今回もしっかりだまされました。何故か全く警戒せずに読んでしまうんですよねぇ。今までの作品とはちょっとタイプが違う感じ。いろいろ挑戦するのは良いことです。元々光を書くために深い闇も書くような作家さんではありますが、なかなかドロドロしています。
著者:辻村 深月
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オイレンシュピーゲルWag The Dog (角川スニーカー文庫)
「スプライト・・・」と完全に同じ事件でリンクしているところも多いのに、お互いに全くネタバレしていなくて、どちらから読んでも、どちらかしか読まなくても大丈夫な設計になっているのがすごすぎます。もちろんどちらも読んだ方が面白いのですけれど。
邪推かもしれないけど、このシリーズにおけるアメリカの立ち位置がちょっと良くなったのは、現実を反映して(オバマさんが大統領になったし)なのかしら?
著者:冲方
http://book.akahoshitakuya.com/b/4044729085


スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫)
長くて、面白くて、熱い。ゲストの登場人物達がみんな魅力的で恰好が良いです。相方の「オイレン・・」も合わせて読もうとするとなかなか大変だけど、読む価値はあります。
著者:冲方
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/2775345


ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)
なんか最近偶然ムーミンが近くにあることがおおくて気になるんですよ。で、読んでみました。刊行された順番に読もうと思ったのですが、図書館になかったので2作目?から。でもどうやら本来の刊行順はこちらだったみたいで、正解だったかも。
彗星がくるぞーということで、ちょっとトーンは暗めですが。スナフキンともこの話で出会っています。名言が多いです。淡々としていて独特の面白さががありました。
著者:トーベ・ヤンソン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/2775321


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8月のおすすめ
■終末のフール
オイレンシュピーゲルWag The Dog
スプライトシュピーゲルIV テンペスト